結論から言うと: 絵文字は名前を、GIFは中身を言葉で書けば、読み手にも制作にも何が映るかが伝わります。ト書きなら「彼女はグッドの絵文字を送る」、メッセージとして書いたセリフ行なら、その後ろに角かっこで絵文字を添えます。実際に何が見えるのかを決め、サブテキストを運ぶなら調子をはっきりさせ、脚本全体で1つのルールを守りましょう。メッセージなど画面上の要素については脚本の書式まとめページをご覧ください。
グッドを送る。ハートを送る。猫のGIFを送る。絵文字とGIFは、画面の中で人物が意思を伝える手段の一部です。脚本では、読めて、しかも制作できなければなりません。絵文字を描くのではなく、名前で呼ぶか描写するのです。そうすれば読み手は何が見えるかがわかり、制作はそれを用意したり作ったりできます。ト書き(とセリフ形式のメッセージ)に、流れを壊さず入れる方法を紹介します。
絵文字は名前で、GIFは描写で。読み手には見えるように、制作には見つけられるか作れるように。
こう考えてください。映画では、本物の絵文字(チャットの吹き出しの中)やGIF(会話やSNSのタイムラインの中)が映るかもしれません。ページの上での仕事は2つ。何が見えるかを特定することと、読みの流れを保つことです。絵文字を言葉にする(たとえば「😊」を「にっこり顔」と書く)、GIFを描写する(「猫がキーボードをはたくGIF」)ことで、両方が片づきます。メッセージの書き方のガイドはメッセージをどこに置くかを扱っています。この記事は、メッセージやト書きの中の絵文字やGIFの話です。画面上の文字全般はテロップをご覧ください。
ト書きの中の絵文字
方法A:名前で書く。 「彼女はグッドの絵文字を送る」「彼は泣き笑いの顔で返す」。読み手には意味が伝わり、制作は標準の素材を使うか、似せて作れます。方法B:記号とメモ。 本物の記号を使う書き手もいます。「彼女は👍を送る」。そのうえで制作メモやスタイルガイドに「絵文字は各プラットフォームの表示に準拠」と書いておきます。ただ脚本の中では、速く読むためには名前で書くほうがわかりやすいことが多いです。大事になるとき: 調子です。グッドとハートは違います。ドクロ(💀)は「死んだ」かもしれないし、「笑い死ぬ」かもしれない。その意味が物語にとって重要なら、名前か短いメモではっきりさせましょう。セリフの少ない場面のサブテキストについてはサブテキストを。絵文字が仕事をしてくれます。

同じ記号でも読み方は2つ。ト書きの名前や短いメモが、読み手にどちらを渡すかを決めます。
セリフ形式のメッセージの中の絵文字
メッセージをセリフ形式(人物名(メッセージ):「本文」)で書くなら、絵文字を行の中に入れられます。方法A: 「彼女が返信する:了解👍」(ト書きで名前を書く)または「了解[グッドの絵文字]」。方法B: ソフトと制作が受け付けるなら「了解👍」。大事なのは一貫性です。脚本ごとに1つのやり方を選びましょう。メッセージの書式はメッセージの書き方を。

同じビートを2通りで書いたもの。どちらを選んでも、すべてのページで同じにしてください。
ト書きの中のGIF
ページの上でGIFは見えません。読むのは描写です。「彼は猫がキーボードをはたくGIFを送る」「彼女は『This is fine』の犬で返す」「GIF:誰かがゆっくりうなずく」。GIFは制作が探すかライセンスを取るか、代わりを作ります。あなたの仕事は中身と調子をはっきりさせること。そのGIFが特定のネタや引用なら、有名なものは名前で、そうでなければ動きやオチを描写します。日本ならLINEスタンプも同じ扱いです。どんな絵で、どんな気持ちを伝えるのかを書きましょう。GIFがタイムラインに出てくるSNSの書き方はSNSの書き方を。
よくある場面:絵文字だけのメッセージ
文字は打たない。絵文字を1つだけ送る。書き方: ト書きかセリフ行。「彼女はあきれ顔の絵文字を送る」。またはセリフ欄に「(あきれ顔の絵文字を送る)」。ビートははっきりします。反応や沈黙については沈黙の書き方を。
よくある場面:すべてを語るGIF
ある人物が言葉の代わりにGIFを送る。書き方: GIFを描写します。「彼はGIFを送る:[描写、たとえば誰かがじりじり後ずさる、または驚いた顔]。彼女はそれを見る。返信しない」。ビートを成立させるのは反応です。サブテキストについてはサブテキストを。
現場の話:初心者がやりがちなこと
記号の使いすぎ。 どの行にも😂❤️👍。端末やフォントによっては脚本が読みにくくなります。対策:ト書きでは絵文字を名前で、セリフではかっこに。「彼女はハートの絵文字を送る」。
GIFの描写があいまい。 「彼は面白いGIFを送る」。対策:中身やネタを描写する。「人がゆっくりうなずくGIF」「燃える部屋の『This is fine』の犬」。制作は何を使えばいいか知る必要があります。わかりやすさについては脚本の書式を。

あいまいなGIFの行と、制作できる書き直し。このガイドの例を使っています。
物語の代わりに絵文字。 シーンが絵文字だけでできている。対策:絵文字とGIFは埋め草ではなくビート、つまり反応、調子、サブテキストとして使う。セリフとサブテキストについてはサブテキストを。
書き方がばらばら。 名前のときもあれば記号のときもあり、無視するときもある。対策:1つに決める(たとえばト書きでは必ず名前、セリフでは必ず「[絵文字の名前]」)、そして守る。書式については脚本の書式を。
読み手を忘れる。 自分にしかわからない内輪ネタのGIF。対策:誰が読んでも調子が伝わるよう描写する。「誰かがじりじり後ずさるGIF」なら、あなたが特定のGIFを思い浮かべていても通じます。読みやすさについてはミクロのテンポを。
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Start Free脚本の絵文字とGIF:早見表
| 要素 | ト書きで | セリフ形式のメッセージで |
|---|---|---|
| 絵文字 | 「彼女はグッドの絵文字を送る」 | 「了解[グッド]」または「了解👍」(統一するなら) |
| GIF | 「彼はGIFを送る:[描写]」 | 該当なし(GIFは通常ト書きかインサート) |
読み手にも制作にも伝わるように描写しましょう。

早見表を判断の道筋にしたもの。
手順:ビートに絵文字やGIFを加える
1つめ:何が見えるか(どの絵文字か、どんなGIFか)を決める。2つめ:ト書きでは絵文字に名前をつけ、GIFを描写する。3つめ:メッセージがセリフ形式なら、絵文字を角かっこで添えるか、行の後に名前で書く。4つめ:脚本全体で1つのルールを守る。5つめ:意味(調子、サブテキスト)が大事なら、名前や描写ではっきりさせる。メッセージや画面上の要素についてはメッセージの書き方とテロップもどうぞ。

視点
絵文字は名前で、GIFは描写でページに載せましょう。読みの流れを保ち、意味をはっきりさせる。読みにくくなるなら記号に頼らない。何が見えるかを読み手と制作が知っていれば、書式は機能します。だから名前で呼び、描写し、統一しましょう。
FAQ
脚本の中に本物の絵文字を打ってもいいですか?
ソフトで正しく表示され、一貫して使うなら構いません。ただ端末やCourierなどの書体によっては記号が崩れたり消えたりするので、「グッドの絵文字」のように言葉で書くのがいちばん安全です。
特定のGIFを、リンクを貼らずに指定するには?
中身と調子を描写します。「燃える部屋の『This is fine』の犬のGIF」。有名なものなら名前で十分で、そうでなければ動きやオチを書きます。GIFを探したり、権利をクリアした同等のものを作ったりするのは制作の仕事です。
LINEスタンプはGIFと同じように書けばいいですか?
はい。GIFと同じく、どんな絵か、どんな反応を引き出すかを、ト書きかメッセージの後のかっこの中に書きます。脚本全体で同じルールを使ってください。
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