ビートシート計算機

物語の構成・Save the Cat のページ番号

この無料の Save the Cat 計算機は、どの書き手もぶつかる問いに答えます。この脚本の長さなら、きっかけ、中間点、クライマックスは何ページ目に来るべきか。

目標のページ数(たとえば90、110、120)を入れてください。ブレイク・スナイダーの Save the Cat の構成にもとづいて、各転換点の正確なページ番号を含む詳しいビートシートがすぐに出ます。

総ページ数に単純な割合の計算をかけているだけです。ブラウザ内で動き、データがサーバーに送られることはありません。

Save the Cat のビートシート

ページ位置はブレイク・スナイダーの15ビート構成(Save the Cat!)にもとづいています。

  • オープニング・イメージp. 1
  • テーマの提示p. 6
  • セットアップp. 1–10
  • きっかけp. 13
  • 悩みの時p. 13–25
  • 第一幕の終わりp. 28
  • B ストーリーp. 33
  • お楽しみp. 33–55
  • ミッドポイントp. 55
  • 迫り来る悪い奴らp. 61–75
  • すべてを失ってp. 83
  • 心の暗闇p. 83–85
  • 第二幕の終わりp. 94
  • フィナーレp. 94–109
  • ファイナル・イメージp. 110

仕組み

Save the Cat の各ビートには、脚本全体に対する割合として標準的な位置があります(たとえば、きっかけは10パーセント前後、ミッドポイントは50パーセント)。この計算機はその割合を総ページ数に掛け、いちばん近いページに丸めます。1ページから200ページまで、どの長さでも正確な目標ページが出ます。

Preview of ScreenWeaver visual timeline and script rhythm

静止したビートシートの先へ

ビートシートは強力な設計道具です。ただ、幕、シークエンス、ビートを脚本と同期させたまま見たくなったときには、ScreenWeaver がビジュアルなシークエンサーと、代わりに書くのではなく物語を形にする手助けをする2つの AI エージェントを渡します。

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脚本におけるビートシートとは

ビートシートは、物語の簡単な道しるべです。大事なドラマのビートを、起きる順に並べた一覧です。すべてのシーンを書き出すのではなく、構成上の主要な瞬間、つまりオープニング・イメージ、きっかけ、ミッドポイント、すべてを失って、フィナーレと、それらが脚本のどこに落ちるかに絞ります。

多くの脚本家は、物語が正しい瞬間に転がるように、Save the Cat のビートシート(15ビート)か英雄の旅を使います。はっきりしたビートシートがあれば、構成のずれたページを何週間も磨く前に、物語の背骨が効いているかを見られます。

このビートシート計算機の使い方

脚本を書き始めるとき、書き直すとき、締めるときの手早い参照として、この Save the Cat のページ計算機を使ってください。

  1. 目標のページ数を入れてください。たとえば引き締まった長編なら90ページ、標準的なスタジオ稿なら110ページ、大作なら120ページです。
  2. 出てきたビートシートを眺めて、きっかけ、ミッドポイント、すべてを失って、フィナーレの想定ページ幅を書き留めてください。
  3. その目標を、いまの構成表か原稿と比べてください。90ページの脚本できっかけが25ページ目に来ているなら、セットアップが長すぎるとわかります。
  4. 構成を直してください。ビートを詰めるか合わせる、シーンを動かす、幕の切れ目を変える。そしてテンポが良くなるまで、計算機と照らし合わせ直します。

ページ番号とテンポが大事な理由

標準の脚本体裁では、1ページはおよそ画面上の1分にあたります。つまり100ページの脚本で10ページ目のきっかけは、およそ10分あたりに来て、50ページ目のミッドポイントは50分あたりに来ます。観客は用語を知らなくても、この転換を感じ取ります。

90ページの脚本で導入の出来事が30ページ目に来ると、遅くて焦点が定まらない印象になりがちです。120ページの脚本でクライマックスが60ページ目に来ると、後半が長い後日談のように感じられるかもしれません。ビートシート計算機は、あなたの声とジャンルの作法の余地を残しながら、テンポについて正直でいさせてくれます。

Save the Cat と英雄の旅

このツールはブレイク・スナイダーの Save the Cat のビートシート(15ビート)を使っています。長編脚本のページ番号にそのまま対応するからです。きっかけ、第一幕の終わり、ミッドポイント、すべてを失って、フィナーレといったビートには、総ページ数に対する割合としてはっきりした目標位置があります。

英雄の旅のほうが好みでも、この目標ページはそのまま使えます。きっかけを冒険への誘い、第一幕の終わりを境界の越え方、ミッドポイントを試練または啓示、すべてを失ってを死と再生、フィナーレを霊薬を持っての帰還と読み替えてください。呼び名は変わっても、底にあるリズムはよく似ています。

ビートシート計算機: 完全ガイド

総ページ数を実務的なビートの位置に翻訳するので、構成が狙ったリズムからどこでずれているかが見えます。

この作業で中心にある問題ははっきりしています。大事な転換が測れる目標に紐づいていないので、テンポのずれを診断しづらい。放っておくと、後工程で摩擦が生まれ、判断が遅くなります。実務上の目標は主要なドラマのビートについてのはっきりした目標ページ。構成の書き直しが速くなるです。

頭に置いておきたい限界: 趣味、ジャンルの機微、その物語ならではの伸び縮みの代わりにはなりません。ビートは錨であって、固い法律ではありません。

進んだ使い方: 稿をまたいでビートの差分を追えば、直しを受けたあとの構成上の前進を数字にできます。そのうえで、テンポの遅れを生んでいるシークエンスだけを狙います。

手順

  1. まず総尺を決め、出てきたビートの位置を、絶対の戒律ではなく構成上の確認点として読みます。
  2. いまの構成表と比べ、早すぎる、遅すぎる、あるいは下ごしらえのないビートを見つけます。
  3. シークエンスの負荷とシーンの順を調整し、書き直しのひと巡りごとに再実行してテンポの改善を確かめます。
  4. 最後にジャンルの期待と照らし合わせ、初めて読む人にも意図のある脚本に感じられるか確かめます。

立場別の使いどころ

  • 書き手: きっかけと中間点が、設定を引き延ばすのではなく勢いを支えているか確かめる。
  • ストーリーエディタ: 幕の転換の準備が足りない、あるいは遅い箇所を見つける。
  • 企画開発チーム: 複数の構成案を、同じテンポの目標に照らして比べる。

避けたいよくある失敗

  • 物語の理屈を考えずに、ページ数をぴったり合わせにいくこと。
  • ビートの位置にはジャンルごとの伸び縮みがあることを無視すること。
  • 下ごしらえと回収のシーンを調整せずに、ビートだけを動かすこと。

実務でのコツ

  • 共同作業では幅を持ったページ範囲を使ってください。不要な議論が減ります。
  • 台詞を磨く前に、中間点とすべてを失う瞬間の明快さに負荷をかけてください。
  • 構成の動きと文章の直しは分けて記録すると、反復がきれいになります。

このツールの出力は、書くことの代わりではなく、判断を支える層として扱ってください。優れた脚本が記憶に残るのは、具体的な選択、感情の精度、ドラマの動きの明快さによってです。ツールは雑音を取り除くことで力になります。あなたの労力が、人物、対立、高まり、報いといった大事なところへ向かうように。ひと巡りごとに結果を見直し、採用した変更を明示的に記録しておけば、作業は稿を重ねるごとに速く、読みやすくなります。その一貫性こそ、プロの共同制作者が価値を置くものです。驚きが少なく、理由がはっきりしていて、意図をもって育っていく脚本です。

さらに詳しい質問

ビートの目標は独自性を削りませんか。

削りません。あれは診断のための錨であって、創作の檻ではありません。独自性は、実行、人物、シーンの設計から生まれます。

ビートはどこまでずれても成立しますか。

ジャンルと作風によって、ある程度のずれは普通です。物語上の見返りのないずれが続く場合は、たいていテンポの問題を示しています。

パイロットに合わせてビートを変えるべきですか。

はい。構成の考え方は同じにしたまま、その形式と物語の駆動力に合わせて強さと間合いを調整してください。

弱い稿でいちばん遅れがちなビートは何ですか。

設定を広げすぎたときは、きっかけと第一幕の終わりが遅くなることがよくあります。

書き直しではどう使えばいいですか。

いまのビートの位置を目標と比べ、影響の大きいずれから直し、構成のひと巡りごとに再実行してください。

読み手からの感想の代わりになりますか。

なりません。構成の話し合いを速く客観的にすることで、感想を補うものです。

FAQ

ビートシート計算機のよくある質問

「Save the Cat ページ計算」「90分映画の導入は何ページ目か」といった構成まわりの検索で寄せられる、よくある質問です。

Save the Cat では、きっかけ(導入の出来事)は110ページの脚本でおよそ12ページ目、全体のおよそ10から12パーセントの位置に置かれます。90ページの長編なら、導入の出来事はたいてい9から11ページ目あたりに来ます。上の計算機に90ページと入れて、あなたの原稿に合う正確な範囲を見てください。

ミッドポイントは物語の50パーセントの位置に来るように設計されています。110ページの脚本なら55ページ目、120ページの脚本なら60ページ目です。正確なページ数を計算機に入れると、ちょうどのミッドポイントのページが出るので、大きな反転や高まりがそこに来ているか確かめられます。

使えます。計算しているのは割合だけなので、30分のパイロット、1時間のドラマ、リミテッドシリーズの一話、短編にも当てはまります。たいていの Save the Cat のビートシートに書かれた「長編」や「映画」という言葉は慣習にすぎません。本当に大事なのは、主要な転換点が全体の長さに対してどこに落ちるかです。

いいえ。これらの数字は目安であって、法律ではありません。製作された作品でも、いくつかのビートは数ページ早かったり遅かったりします。大事なのは、物語が意味のある転換を続けていることと、幕とシークエンスがそのジャンルへの観客の期待から離れすぎないことです。

底にある割合は、長編脚本のためのブレイク・スナイダーの Save the Cat のビートシートにもとづいています。ただし、同じ位置に英雄の旅の言葉を重ねるのは簡単です。冒険への誘い、境界の越え方、試練、死と再生、帰還は、この計算機の見慣れたビートとそのまま並びます。