アイライト瞳を生かす光の点
アイライトとは、カメラの近くに置く小さく柔らかい光源のことで、役者の瞳に明るい反射、キャッチライトを入れる。瞳が濡れて見え、生気があり、観客はその奥にいる人物と直接つながる感覚を得る。
別名キャッチライトEyelightオビライト
照明
スクリーン上で効く理由
キャッチライトのない瞳は濁って見え、平坦で死んだように映る。観客は理由がわからなくても、それを感じ取る。アイライトはその輝きを取り戻す。驚き、希望、愛情、集中、内面の生を支える光であり、瞳が芝居をするクロースアップでは特に重要になる。あえて外すのも選択肢のひとつだ。すべてを諦めた人物、殺人者、幽霊は、キャッチライトを完全に排除して撮ることができる。観客が瞳の中に思考を読み取らねばならないシーン、あるいは長い暗闇の後に人物が急に目覚めたように見せたいシーンでは、丁寧なアイライトが力を発揮する。
ショットリストの一行
- サイズ
- クロースアップまたはエクストリーム・クロースアップ
- アングル
- アイレベル
- movement
- 固定、またはごく緩やかな寄り
- レンズ
- 85mmから100mm
- 尺
- 3秒から6秒
レンズ軸の近く、わずかに上の位置に小さく柔らかい光源を置き、顔に見える光量を加えずに瞳へきれいなキャッチライトが入る程度まで絞る。
脚本
脚本上での書き方
アイライトはページの上では見えないものであり、そのままでよい。書けるのは光源とその見え方だ。顔の近くに掲げたろうそく、光る画面、子供の瞳に映る人形劇、あるいは急に輝く瞳。こうした描写が撮影監督に「瞳に光を入れてほしい」と伝える。逆に瞳を空虚に見せたいなら、そう書けばいい。アイライトの位置、大きさ、形はショットリストで扱う領域だ。
INT. 人形劇場、プラハ - 夕方
折りたたみ椅子が二十席。小さな舞台を一つの暖色ランプが照らす。
最前列で、ヴォイチェフ(6)が祖父の膝に座っている。手にした栗の紙包みのことは忘れている。
舞台では木製の騎士が木製の王女にお辞儀をする。
ランプの反射がヴォイチェフの大きな瞳の中で揺れる。
祖父のミロシュ(70代)は舞台ではなく、少年を見つめている。
絵コンテ
絵コンテでの見せ方
瞳を大きくはっきりと描き、両目の同じ位置、通常は上側に小さな白い点や形を入れる。キャッチライトの形、丸、四角、窓のような形を書き添える。光源が反射するからだ。カメラの横または上にアイライトを置いた側面図も加える。パネルの横に、この光を使う物語上の理由、驚き、認識、生気の回復などを書き、そのシーンのどのショットが意図的にキャッチライトを欠いているかも記す。
組み合わせると効く技法

瞳へのエクストリーム・クロースアップは、キャッチライトをフレームの焦点にする。組み合わせることで、瞳の輝きがそのまま芝居の核心になる。

顔の近くに掲げたろうそくは、暖かく揺れるキャッチライトを自然に生み出す。アイライトに火の理由を与えれば、スタジオ照明の作り物感ではなく、本物の親密さが保たれる。
参考作品
この技法が使われている作品
下宿人 (1944)
撮影監督ルシアン・バラードは、マール・オベロンのためにカメラ搭載型のオビライトを考案し、肌をなめらかに見せながら瞳に明るいキャッチライトを入れた。
ブレードランナー (1982)
撮影監督ジョーダン・クロネンウェスは、ハーフミラーを通して光を当て、レプリカントの瞳がクロースアップで独特の輝きを放つようにした。
ScreenWeaver
ScreenWeaverで設定する
顔の近くにある光源や瞳の輝きをアクション行に書けば、ScreenWeaverがシーンを自動的にショットへ分解する。クロースアップを開き、フレーミングをクロースアップかエクストリーム・クロースアップに設定し、アングルはアイレベル、動きは固定かゆるやかな寄り、長さは3秒から6秒に設定する。アイライトについてはショットにメモを残す。キャラクターとロケーションはショット間で引き継がれ、AIプリビジュアライゼーションが見え方を判断する助けになる。
無料で書き始めるこのクリップのプロンプト
これはページ上部のクリップをレンダリングした、そのままのプロンプトだ。カメラと光の記述は残し、主体と場所だけを変えればいい。
Eye light (catchlight). Extreme close-up of an old sailor's eyes and weathered face in a dark ship cabin. A small round light next to the camera puts a crisp bright white dot of reflection in each of his dark pupils, making his eyes shine while the rest of his face stays in soft shadow. He slowly looks up into the lens and the two sparkling catchlights come alive. Static camera, shallow depth of field. No text.
よくある間違い
- 01
キャッチライトが多すぎる
複数の光が瞳に反射すると、点が増えて煩雑に、あるいは不自然に見える。瞳ひとつにつき一つのきれいなキャッチライトを保ち、他の光源は別に扱う。
- 02
アイライトが顔まで照らしてしまう
アイライトが強すぎると、平坦な正面光が加わり、キーライトが作った陰影が消える。反射だけが残る程度まで絞る。
- 03
カット間でキャッチライトの位置が変わる
キャッチライトがカットごとに左上から右下へ移動すると、瞳の一貫性が崩れる。シーンを通してアイライトの位置を固定する。



